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聴覚障害って何? 〜種類は3つある〜

 

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聴覚障害と聞くと、あなたはこのようなことを思い浮かびませんか?

 

「全く耳が聞こえない人」

「手話で話しをする人」

「声が出ない、話せない人」

 

これらは実は全て間違いではありません。

でも、全てが全てこうだとは言えないのです。

 

では、どのような種類があるのでしょうか。

それを今から書いていきますね。

ただ、私は医学に精通しているわけではないので、もし間違いがあったら教えてください。

 

聴覚障害には3種類ある!

聴覚障害には、実は3種類あるのです。

「感音性難聴」「伝音性難聴」「混合性難聴」ですね。

本当は他にもまだあるのかもしれませんが、今のところは大きく分けてこの3種類となっています。 それではまずは、「感音性難聴」からいってみましょう。

感音性難聴

感音性難聴は、実は聴覚障害の中で一番多い難聴です。 また、老人性難聴(年をとって聞こえにくくなったタイプ)も、感音性難聴の1つとも言われます。

 

この難聴は、内耳または聴神経に何らかの傷があるまたは破損していて機能していない状態を言います。

通常、音が耳に入った時はその音を脳に伝えるのですが、その器官が壊れている状態・・と言えば分かりやすいでしょうか。

 

【特徴】

聞こえ方としては、

 

・音が小さく聞こえる

・音が乱れて聞こえる(不明瞭)

 

そのため、補聴器を付けても音の判別がほぼできないというのが多いです。

(ただし、その人の残された聴力の程度によってはほぼ可能という人もいます。)

 

また、神経系の障害から起こる難聴のため、治療は困難と言われています。

また、永久に治ることはありません。

 

伝音性難聴

 伝音性難聴は耳と中耳(外耳から内耳に至る経路)に何らかの障害があり、音が上手く伝わりにくくなっている障害です。

この場合、聴神経は正常なので大きい音なら聞き取りやすいことがあります。

そして補聴器をつければ聞こえがスムーズ(音の判別も可能)というパターンが多いです。

しかし、一般的な聴覚障害者(ろう者・難聴者)にこのケースはほぼいません。

 

【特徴】

音が小さく聞こえる

治療可能・補聴器を装用すれば聞こえることが多い

 

混合性難聴

これは最も珍しいタイプの難聴で、感音性難聴と伝音性難聴が合わさったものになります。

 

【特徴】

この場合、感音性難聴の原因である内耳または聴神経の障害、伝音性難聴の原因である外耳または中耳の障害が合わさっています。

そのため、人によっては感音性難聴の比率が高いか、伝音性難聴の比率が高いかによってその人の聞こえ方も変わってくるのが特徴の1つです。

 

まとめ

このように、難聴には様々な種類があることが分かりましたね。

ただ、見た目ではどんな難聴なのかは分かりません。

なので、一番大事なことは、「相手がどんなタイプの難聴であろうと、相手にとって分かりやすいコミュニケーション方法を考えていく」ことではないかと思うのです。

例えば、相手が口を読み取りやすいようにゆっくりはっきり口を開けながら話す、難しい言葉や通じにくい場合は筆談する、身振り手振りも使ってコミュニケーションを取る・・など。

 

本当に相手と通じ合いたい、と思う心があれば、「筆談なんてめんどくさい」「字が汚いから恥ずかしい」「身振り手振りなんて外国人じゃないんだから」なんて言わないと思います(よね?)