あなたに伝えたい、世の中を生きやすくするために

ひとりのろう者からあなたへ

ろう者として生まれて感じた社会の壁と合理的配慮とは

オンラインスクール、ろう者難聴者にも平等な学びを


スポンサーリンク

 

こんにちは。

 

 

今回のテーマは「オンラインスクール」。

今、色々なオンラインスクールが出てきていますよね。

 

ろう者難聴者にも平等な学びを

現在、ろう者難聴者などきこえない人を取り巻く環境は徐々に良くなってきているとは言え、まだまだ平等ではないというのが現状です。

 

その1つの例をここに挙げます。

 

オンラインスクールとは

皆さんはオンラインスクールというものをご存知ですか?

オンラインスクールとは、ネットを使って勉強するスタイルを取った通信教育でもあります。

簡単に言えば、スクールに通わず、家の中でビデオなどを使って勉強するということですね。

 

例えばこのようなものがあります。

(画面はCodecampのトップページから掲載しています)

 

https://3er7mq.dm2302.livefilestore.com/y4mpDwuYkEatQAjdwzg1MruUIA9HDMC8PKwPDZ3NKVDiXiu9GSom55k_0I1jQMQghCn_k-ZsdGxQg8EeohfImCH8x5RkhyeMmAZ_LeS4xcFVTD0NiTRedA96Pm32RuP99ku2o5UxxIQVxFm5u9ADgcOOQLID3z3RuseS2Q5DScmivxVoUTtaUsvj-nWnCpkDgTVQA_giWPxd9w8gpUl4-5WCQ?width=660&height=249&cropmode=none

 

これを見てもなんとなく分かると思いますが、オンラインスクールでは

  • Skypeなどのビデオチャットを使う
  • 対面形式でマイクを使って会話する

その他、リアルタイムでのビデオチャットだけでなくあらかじめ録画しておいた動画(講師がレクチャーしている様子を撮った動画)を流す方法を取っているものもあります。

★通信教育とはまた違います★

  

この形式はおよそ10年ほど前から増えてきました。

そしてこれは、例えば遠方だったり、また仕事が忙しくスクールに直接通えない人などには助かる方法でした。

また直接通うよりは安い、という場合もあり一気に広まっていきました。

 

でも、実はオンラインスクールにも欠点があるのです。

 

オンラインスクールの欠点とは

オンラインスクールといってもそのやり方はスクールによって色々とあるため一概には言えないのですが、それを踏まえた上で一番大きな欠点を書いていきます。

 

動画に字幕がない

オンラインスクールで動画やリアルタイム(オンデマンド)を使った授業をする形式はそのどれもが「聞こえない人は勉強しづらい形になっている」のです。

なぜなら、「動画や衛星放送を使った授業などには字幕がつかないから」です。

 

また他にも、上の画像のようにSkypeチャットで講師とマイクを使ってお話しする形式もろう者難聴者には難しいですよね。

 

これについては、聴者(=聞こえる人)にとってはさほど欠点ではない、むしろ講師と距離が近くなり親しみを感じるという声もありますし、テキストと向き合うだけよりは勉強しがいがあり頭に入りやすいという声もあります。

なので、「別にいいじゃないか。仕方ないだろ」と思う人もいるかもしれません。

 

ですが、実はこれはろう者難聴者も同じなのです。

 

ろう者難聴者も、テキストだけを見て勉強するよりは実際に講師とやり取りしながら勉強するほうが頭に入りやすいという人もいます。

なので、そういう人はやはりオンラインスクールでの勉強を望んでいるのです。

 

補足
それなら実際に通えばいいじゃんという声も出てきそうですが、実際に通ったところで「通訳がない」「通訳同伴を断られる」「授業料を通訳者の分も含めて2-3人分請求される」「通訳者の交通費も負担しなければならない」・・・など色々な問題が出てくるため、スクールに通うこと自体も大変難しいのです。
また、これは聴者も同じなのですが、ろう者難聴者でも身近に学びたい内容があるスクールがない、またあっても仕事でなかなか行けない・・などありますよね。それと同じです。

 

そのため、ろう者難聴者にとっては、オンラインスクールには字幕がない、ということが大きな欠点になってしまうのです。

 

これについて、私が色々と調べたことをまとめて書いていきます。

 

オンラインスクールの動画について

まず、先ほども少し触れましたが、オンラインスクールの動画にはいくつかのパターンがあります。

 

録画形式

これは、あらかじめ講師がレクチャーしている様子を録画してそれを流すというものです。

この録画形式にも大きく分けて2通りになります。

 

 

パソコンの操作画面の録画

1つはパソコンの操作画面の録画。この時はずっとパソコンの画面が映り、講師の姿は映らず声のみ聞こえてくるというパターンです。

(たまに講師の顔も映り、話している様子も見えることがあります)

 

オンデマンド形式

2つは、実際に授業をしている姿(生徒たちもいます)を録画したものです。

これはオンデマンド形式と言われることが多く、例えばその日仕事などでスクールに行けなかった人が後で見る、ということによく使われます。

 

以上2つとも実はリアルタイムではないのですが、それでも字幕はついていません。

 

https://3osgmq.dm2302.livefilestore.com/y4mUfR1gxPL4Nke-pbAYDn7ZzjGXxMn3QXAyqjNgwtDmFzbKB49vSCGHNIB_NYizKvLJK0TLi8bDeiwg9EUlnpzn1GX1e4H7pwvH_DApR4JZYpx7SIvri6sdwKLf-DLL71p37Eto5oac_lfYRl8NSEfVExzXvALJ-BzcZXt7TGo14RIY6-WJMtY2FM5V_AIw3FM_xuBErSa_W489G2Sbhotnw?width=400&height=400&cropmode=none

リアルタイム形式

次に、「リアルタイム形式」ですが、これは例えばオンラインスクール側で「毎週水曜日の18時から19時半まで、●●の講義をする」と時間を決めて、その時間になったらwebカメラがオープンし、講師が話している姿が見えるというものです。

もちろん、受講生はその時間になったらパソコンの前に座ってwebカメラを設定し、スタンバイする必要があります。

通常のスクールと同じやり方ですね。

 

そしてこの場合は、字幕を付けることは難しいようです。

 

なぜ字幕が付かないのか

確かに、リアルタイムでの動画放送の場合は字幕を表示させることはスクール側の力では難しいだろうと思います。

ですが、「あらかじめ録画した動画」を放送している形を取っている場合、そこに字幕を付けることはできるはずです。

では、なぜ字幕が付かないのでしょうか。

 

オンラインスクールに問い合わせてみた

これについて、私もかつてオンラインスクールで勉強を考えていたことがありスクールにお問い合わせしてみたことがあります。

 

返ってきた返事は

 

「費用がない」「前例がない」「手間がかかる」

 

でした。

中には「ご家族に聞いて通訳してもらってください」というものもありました(-_-;)

補足
家族にお願いしたところで、その家族が何を指すのかを考えているのか疑問です。
例えば家族が夫または妻だけの場合、働いていれば通訳を頼むことは困難です。
またデフファミリーと言って家族全員耳が聞こえない家族もたくさんあります。
それに子どもが居る場合でも子どもに頼むのは酷です。
子どもの年齢にもよりますが、小学生の場合分からない言葉だらけで通訳も難しいでしょう。
その前に「家族に通訳をお願いしてください」と言ってくること自体が無責任だと思うのです。

 

動画で動きを見るだけではダメな理由

ここまで来たら「字幕なくても、動画だけ見ていればいいじゃない?どうせ動画を見ればパソコンの動きは分かるんだからそれを真似してやればなんとかなるんじゃないの?」という声が出てくると思います。

確かにそういうこともあるでしょう。

パソコンの動きを身につけるだけで良いのであれば、それでもなんとかなるかもしれません。

ただ、それでは意味がないのです。

それを皆さんにも考えてもらうために、今回、サンプルとして講義を想定した動画を作ってみました。

 

1:動画(字幕なしバージョン)

youtu.be

 

2:動画(字幕ありバージョン)

youtu.be

 

 それぞれ約4分半の動画です。

 

ここで皆さんに気づいてほしいことは以下の通りです。

 

字幕がない状態だと意外と長く感じる

字幕なしバージョンの動画を見て、何か感じることはありませんでしたか?

 

先生が話している時はカーソルの動きが止まっていることがあります。

その間、私たちきこえない人は「今何を話してるんだろう?」と思ったり、または「パソコンが固まってしまったのかな?」と不安になったり、、色々なことを思うのです。

 

https://4pqedg.dm2302.livefilestore.com/y4mM4C5J1qUs4Jses3vFbyR9ZsyS6QVuK8sQdgK4mOQzeiUvM8Sti-UghcWktQERaUjjIMOOnmpGgZCqISKGsWAqUJPY62fUJozh-cuFIDy7MxVYstk0Ko-HiA4uw5dRkRkSwJg97ua17zZG2g0NakAJQjET4WqOlHHnVFgKJCPDbkg-1LzrdSOMqzXBqNSwgPYpklTEQgSuBA_Hn3ON5zGCg?width=400&height=400&cropmode=none

これは「じゃあ、話している時は常にカーソルを動かせばいいのか?」という問題ではありません。

ただ、字幕がない状態で動画を見た時に、ろう者難聴者はどう感じるかということを知ってもらいたくて書いただけです。

 

また、字幕がない状態で動画を見ると、4分半でも意外と長く感じませんでしたか?

 

これが実際のオンラインスクールだと10分、20分、30分・・と続くのです。

これはちょっと辛いですよね~。

 

カーソルを目で追って真似できても先生が話している内容は掴めない

確かに、カーソルの動きを追って真似することで身に付く技術はあると思います。

でも、カーソルの動きの裏で先生が色々と話している内容までは分かりません。

例えば、字幕ありバージョンを見ると分かると思いますが、

 

  • 「dpi」←これは「ディーピーアイ」と読むということ
  • 「ピクセル」←画像の色情報の単位だということ
  • 白黒印刷は600dpi、カラー印刷は350dpiが良いということ

 

・・・などなど、色々な情報を先生は話しています。

しかし、字幕がないと私たちはただ画面を眺めているだけで、上記のような情報を得ることはできないのです。

 

また、カーソルが「解像度」をクルクルと回している時。

私たちは「これなんだろう?」と思い、自分で調べないといけません。

https://4pqddg.dm2302.livefilestore.com/y4mXQSRW4JCPASg9DebVC24RSqTsVw_GSzF9273MfRf5rw6RTJSN_53VQ5wKSRyY3re_3-5Y50W6GpkMYzEi6redFTMPUpqhmjgGjfiq2HZzWlGf2Z_ifjjYCfhfl7G54g6Sg0Sy-EEHg_QY6qvhjaqXHQX9rjF1kqfYjlQnNbavrovN-6oSE6J98l-uOYXNzUnd5m6ERX2mZwqLcqNHJa-3A?width=400&height=400&cropmode=none

本来は先生の話を聞いて「解像度」は「かいぞうど」と読むんだな、そして解像度の意味はコレコレなんだな~ということを知ることができるのに、私たちはわざわざ自分で調べないといけないのです。

同じ料金を払ってコレというのはちょっとどうかな・・・と感じてしまいます。

 

以上のことから、私は「動画で動きを見て真似するだけでは勉強にならないからあまり望ましくない」と思っています。

 

ではどうしたらいいのか?

まだまだ書きたいことはありますが、長くなるのでここで一旦区切ります。

そして次は、「では、どうしたらいいのか?」ということに移ります。

 

 選ぶ権利を考えて

現在、このような状況を受け、「オンラインで手話で教える所」も少しずつできてきています。

しかし、その内容は限られており特に今は「小学生対象」など、主に学校の勉強を補足する内容だったりするようです。

大人が仕事や趣味のスキルをアップするための内容にまでいっているところはほぼありません。

 

つまり、私たちには「選ぶ自由がない」のです。

例えば聴者だと、「簿記を学びたい」「Officeソフトのスキルを磨きたい」・・・など、色々な目的があって、その目的、予算、期間など・・あらゆる条件に合ったスクールを探すことができますね。

でも、ろう者難聴者の場合はその「探せる範囲」がほぼないのです。

 

https://4pqgdg.dm2302.livefilestore.com/y4maYP_-8X2HD6V8JPhnPYFwXeoNKnJ_-FlcVPxMloliCUAytL4VnOis9ND1Xf0YcneN_Wy8NuXegem6GhP_wc7rnD2ROdK2NSQgWnkffKE-1SP5FqdGNt-9ttf6yq_52ci6tx4gK2aWV5246yrI5PSdd2UqkK1ej2V3tiWuLGv5DC7bordOzK8GURvlRGuLUyopUI06KGk9CHT1LOMI9yi7Q?width=400&height=400&cropmode=none

 

また、手話で教えることができるところも内容は大変限られていますしね。

そんな状況の中でスキルアップをすることはろう者難聴者にとっては大変厳しいのです。

 

少し話がそれてしまいましたが、要は、「私たちも自由にスクールを選びたい」のであって、その環境を整えていってほしいということです。

 

音声変換装置にも限界はあることを知って

また、「それなら、音声変換装置を使えばいい」と思う方もいるかもしれません。

実際、今は「UDトーク」「こえとら」「Recoco」「ボイスチェンジャー」など・・色々な音声変換アプリが出ていますね。

なのでそのアプリをダウンロードして使えばいいんじゃないか?ということも考えられます。

 

でも、残念ながら、音声変換には限界があります。

たまに正しい変換をしてくれることもありますが、多くは間違った変換になっています。

https://4pqfdg.dm2302.livefilestore.com/y4mIiTDhGldq3vaHR3cmK75X4vJc02jbptel4WnvMQTADWLAoqQqxpAIuPMoAFbyQFmcgvlpsQWLo-mo7v48OpGo55Y_oY_zoi3avG_EqG61kGAMVuCdhj18v5GYsDUyD3EFpJntj925sUD-BU66Oba9apHWS7oKvGODRQm-kAC_9IAHCExZmtLb2kEPO37E3hF3BJq8UcwZK989iU6ad8diQ?width=400&height=400&cropmode=none

なぜなら、講師の話し方やクセ、また周りの雑音などによってはかなり間違った変換になってしまうからです。

特にオンラインスクールでの専門用語は音声変換アプリには難しいかと思われます。

 

また、音声変換アプリやソフトは「学習機能」が備わっており、例えば会議中に話していることをアプリが誤変換した場合、聴者がその間違った変換を修正し、それを登録しなければなりません。

 

https://4pqidg.dm2302.livefilestore.com/y4moMkhlJc7mSeTf-6pZbVn-GYzDfoal64lzV9q0kSzEKCAaLbFBQ1XJQxZuqBb32m5ZoRepj2ZdPiobQkpT9deWDHe1HDcScw_HcAvhvmqKedkDMhsipU4NfLlkNaFaMypi0ZO9K_vBp9r6HSNtTJslxLLwhKXkWLMoyodm9mhrWEH06QSXFqr0PtyIODXmmNlF1wu8a9UrR_9MMZo0emxpQ?width=400&height=400&cropmode=none

 

その繰り返しで、アプリは「人の話し方のクセ」などを覚え、間違った変換を減らして徐々に正しい変換に近づけていくのです。

その繰り返しでより正しい音声変換に近づけていくのが「学習機能」です。

 

でも、ろう者難聴者が1人でアプリを使う場合・・・

その学習機能を使うことができません。

そりゃそうですよね。講師が言ってることすら分からないのですから修正のしようがありません。

 

なので、今はまだオンラインスクールで音声変換アプリを使って授業を受けることは難しいと思います。

 

でも、将来、どんな人が何もしなくても、アプリをダウンロードしただけですぐに全ての音声を100%正しく変換し、漢字も英語も、時には方言さえも間違いなく表示できるようになれれば、それは可能になるかもしれませんね。

そういう未来も期待したいところです。

 

ただ、「音声変換に期待する、頼る」だけではなく、そもそもの環境を整えることも大事なことだと私は思っています。

でないと、音声変換の技術が向上するまでは状況が変わらないということになってしまいますから。

 

では、どうやって環境を整えれば良いのか?

ここで、合理的配慮に入ります。

 

オンラインスクールでの合理的配慮とは

それでは、合理的配慮の視点に基づいたオンラインスクールでの合理的配慮とは何か?を考えてみます。

ここまで読めば、まず一番大事なことは「動画に字幕をつけること」だと皆さんも思うと思います。

それを具体的に書いていきます。

 

動画に字幕をつける

やはり、動画に字幕を付けること。

特にオンラインスクールでは録画してある動画を流すことも多いので、そういった場合は字幕も付けてもらえると助かりますね。

 

また、字幕があるということは、聴者にとっても以下のようなメリットがあります。

 

メリット

  •  耳で聞いただけではパッと分かりづらい専門用語が字幕で分かりやすくなる
  • 喫茶店の中など騒がしい所でも字幕で勉強ができる(イヤホンという方法もありますがそれよりも字幕の方が頭に入るという方もいます)

・・・など。

その他にも、もしかしたら私では分からないメリットも色々とあるかもしれません。

 

もう一つ、このような方々も存在していることはご存知ですか?

発達障害者の中には、「目で見ると理解できるのに耳で聞くと理解できなくなる」という人がいます。その逆もしかりです。

なので、そういう方々にとっても字幕の存在は非常に大きな助けになるかもしれません。

 

このことからも、逆に言えば、「聴者は必ずイヤホンなどを使って耳で講義を聴くもの」ということは思い込みかもしれませんね。

 

音声変換アプリに頼らない環境を作る

先ほども書きましたが、音声変換アプリは万能ではありません。(今のところ)

なので、

「動画に字幕を付けてほしい?音声変換アプリを使えばいいでしょ」

と言われても困るのです。

 

また、一番大事なことは、「道具に頼らない環境を作ること」だと思うのです。

それが一番の情報保障のあり方かなと私は思っています。

 

つまり、道具があるからいいじゃない→道具が使えない!壊れてしまった!道具を持ってない!というトラブルがあった時にダメになってしまう・・のではなく、

誰でも、いつでも、どこでも、どんな時でも、自由に講義を受けられるように、全てのスクールで全ての動画に字幕を付けるということが一番大事なのでは?ということです。

 

ただ、これは「行き過ぎ」かもしれません。

また、合理的配慮の視点から見ると、そこまで求めるのは費用や人件費などの面からスクール側が全てに応えることは難しいかもしれません。

 

でもこれが一番の情報保障の考え方ではないかな・・と私は思っているから、あえて書きました。

 

その代わり、完全に応えることができないとしても、もし聞こえない人から申し出があっても何も考えずにバッサリと「無理です」と切り捨てるのではなく、「なるべく工夫して環境を整えられるように考えていく」心構えを持つこと・・

そして、 「限られた費用と環境の中でなるべく工夫して改善していく」気持ちを行動に出すこと。

これがあれば私たちは嬉しいし、救われます。

 

できれば動画に手話ワイプもあればいい

これは難しいかもしれませんが、できればあるともっと多くの人が助かると思います。

なぜなら、ろう者難聴者の中には「日本語が不得手な人」が多くいるからです。

そういう方々は「手話」の方が分かりやすいということが多いです。

なので、そういう方々も学べるようにするためには「手話ワイプ」を付けること。

そして、字幕のON/OFFと同様、手話ワイプのON/OFFもあれば、聴者も邪魔に感じることなく動画を見ることができそうですね。

 

講師とのチャットは文字も対応してほしい

今は文字でチャットが可能なところも増えてきていますが、「チャットはマイクで」のところもまだ多いです。

これはスクール側の考え方や講師の力量(例えばタイピングが遅いなど)によるそうですが、これも、「マイクでのチャットが難しい人は文字でのチャットも対応できるように」なるべく考えてもらえたら嬉しいなと思います。

 

 

まとめ

色々と考えましたが、まだまだ考え足りないところがあるかもしれません。

でも、これだけは伝えたいなと思います。

 

例えば、あなたが「たったひとりのためにこれをしてほしい」と頼まれた場合、こう思う人は多いでしょう。

「たった一人のためにそこまでするの?」「面倒くさい」「そこまで労力をかけて何になるの?」

 

でも、もしこれが「多くの人のために」となると、どうでしょうか?

やる気が沸いてきませんか?「やらなければ!」という義務感が湧いてくる人もいるでしょう。

 

これと同じで、オンラインスクールの問題についても、

「一人のろう者のために」ではなく、幅広い視点を持って考えていってもらえたら嬉しいなと思います。

 

つまり、「ろう者のために」ではなく「皆のために」。

そしたらそれがやがてはスクールにとっての利益につながり、また、今まで以上に多くの人が学ぶことができ、それによって結果的に社会全体がスキルアップにつながり、また経済的にも潤うかもしれません。

 

もともとオンラインスクールはそのために存在するはずですから。

 

 長くなりましたが、ここまでで終わります。