あなたに伝えたい、世の中を生きやすくするために

ひとりのろう者からあなたへ

ろう者として生まれて感じた社会の壁と合理的配慮とは

電車のアナウンス、ろう者は分かりません ~電光掲示板に全ての情報を!~

 

ろう者難聴者など、聞こえない or 聞こえづらい人は騒がしい所では特に求めている音が聞こえず困ることがあります。

これは高齢者なども同じだと思いますが・・・

 

例えば、震災などの非常時、行方不明者などを探したいのに上空をマスコミのヘリが色々と飛んでいる・・・

そのヘリの音がやかましく、肝心の救助アナウンスが聞こえないなど色々な不満が出ることありますよね。

 

これはろう者難聴者や高齢者が普段から困っていることと酷似しているのです。

 

その一例を挙げて、解決策も挙げていきますね。

 

電車が来るのが分かりづらいろう者

良くあることなのですが、ろう者は電車が来るのが分かりづらいです。

 

特に、

「電車がまいります」

「電車トラブルで10分遅れます」

など・・・

 

この手のアナウンスは聞こえないので、いつ電車が来るのか分からないことが多いです。

 

これは難聴者や高齢者などの場合でも、周りが騒がしいとホームでのアナウンスが聞こえづらいなどあると思います。

これは困りますよね。

 

電光掲示板を有効に使ってほしい

聴者の場合はホームに立っていればアナウンスで「あ、もうすぐ電車が来るな」ということが分かると思います。

またろう者難聴者でも、ホームにある電光掲示板を見れば「もうすぐ電車が来る」ということが分かります。

ただ、そういう電光掲示板にも欠点はあるのです。

 

電光掲示板の欠点

それでは、聴者にはなかなか気づかない「電光掲示板の欠点」とは何があるのでしょうか?

これについていくつか例を挙げてみます。

 

  • 全ての駅のホームに電光掲示板が存在しているわけではない
  • 次の駅名が表示されない電光掲示板もある(電車内の場合)
  • 非常時のアナウンスが電光掲示板には表示されない(ホームも電車内も)

 

・・・これ以外にも様々な欠点があるのですが、よくあるのはこの3点ですね。

 

この欠点は特に田舎だと更に浮き彫りになります。

無人駅なども多いし、電光掲示板がないホームなんてのも多いですしね。

また電車自体が古く、電光掲示板がない電車もあったりします。

 

こういう場合、もし電車が事故などで遅れることになった場合でも電光掲示板がないため分かりません。

 

また、特に無人駅だと電車が遅れるというアナウンスがあっても、電光掲示板もないことが多く、それで駅員さんに直接「電車が来ないけどどうしたのか」と聞くことすらできません。

(注意:無人駅の場合、電車が遅れるなどのアナウンスは近隣の駅から鉄道専用のスピーカーを通して発信しているようです)

 

このように、電光掲示板は様々な情報を届けてくれますが、それでも全てでではありません。

 

もし、電光掲示板から情報をすぐに得ることができれば、例えば電車の遅延があった場合はそれに合わせて別の電車に乗る、または電車が来るまでカフェで時間をつぶすなど行動に移すことができますよね。

でも、聞こえない&電光掲示板がない状態だと、それすらできません。

更に周りに人がいない場合はもっと困ることになります。

これは言い換えれば行動の自由を奪われているのと同じことになると私は思います。

 

緊急時アナウンスを電光掲示板にも!

ここで一番良いのは、「車掌のアナウンスも電光掲示板に表示されること」です。

確かに電光掲示板には他にも様々な情報が流れており、すべてを詰め込むのは難しいかもしれません。

 

しかし、緊急時の情報、例えば「10分遅れます」という情報や「トラブルのため次の駅で臨時停車します」「ドア故障確認のためしばらく停車します」といったような様々な情報はせめて、電光掲示板にも表示できるようになってほしいなと思います。

 

全ての電光掲示板に次の駅も表示してほしい

または、電光掲示板によっては「次の駅の名前」が表示されないものもあるのでその場合でも表示してもらえるとありがたいですね。

これはなぜか?と言うと、通勤などでいつも乗っている電車だと、わざわざ電光掲示板を見なくても景色を見れば「次の駅はどこか」ということが分かります。

しかし、混んでいる電車だと特に背が低い方や混みすぎて外の景色が見えない場合、外の景色を見てどこを走っているのか確認できず困ることがあります。

また、乗り慣れない電車や初めて乗る電車だと特にアナウンスが聞こえない場合は電光掲示板が頼りになります。

 

そのため、どんな電光掲示板にも次の駅が表示されるようになってほしいですね。

 

鉄道における合理的配慮とは

それでは、ここで言う合理的配慮とはどんなものがあるのでしょうか?

 

まず、今までに書いてきたことから「電光掲示板の設置」や「電光掲示板に表示する内容の検討」・・などが必要であることが挙げられますね。

でもこれをするためには莫大なお金がかかることが予想されます。

特に無人駅での問題は電光掲示板の設置など多くのお金がかかることになりますね。

また、鉄道会社に話したからといってすぐに対応されるかどうかも分かりません。

もしかしたら国を動かす問題にもなるのかな・・・?分かりませんね。

 

ただ、これだけはどこの鉄道会社でもすぐに対応できそうな案があります。

それをこれから書いていきますね。

 

電車内でのアナウンスだけで済ませない

電車内で緊急時のアナウンスをする時、同時に車掌がアナウンスの内容を紙に書いたものを持ちながら車内を歩いてほしいです。

また、英語も書いて2つの紙を持って歩くともっといいかもしれません。

これが出来れば、外国人や高齢者など多くの方が助かるかもしれません。

 

ホームでは貼りだしも行なう

上記と同じく、アナウンスだけで済ませずにホームにいる駅員さんも紙に書いてプラカード風に持って立つ、またはホーム内の電車時刻表などに貼り出すなど・・・

こういう方法があればもっと助かりますよね。

特に人が多くアナウンスが聞き取れなかった方々にも有効だと思います。

 

この2点は今からでもすぐに対応できそうですよね。

 

鉄道会社への要望先

ここで注意したいことは、「私たち聞こえない人が直接声をあげないと伝わらない」ことです。

また、聞こえる方々も、是非きこえない方々のために声をあげてもらえると嬉しいです。

 

それではここでは、鉄道会社へ電光掲示板の設置や電光掲示板に表示する内容の検討および、ホーム内または車内でのプラカードなどの要望ができるところを書いておきますね。

 

鉄道会社 お問い合わせ - Google 検索

 

このリンクをクリックすると、様々な鉄道会社へのお問い合わせ先が分かります。

皆さん、もし宜しければご自分の最寄りの鉄道会社にぜひ、連絡してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

私も電車をよく使うのですが、電車に乗っている時に何もないのに緊急停車したらドキドキしてしまいます。

何か地震があったのか?人をはねてしまったのか?すぐに動いてくれるのか・・など。

 

そういう時周りを見渡すと、皆さん落ち着いた様子でスマホをいじっていたり、居眠りしたり・・・というのが見えます。

それを見て私はうらやましく思います。

何かが起こっても安心できる環境があるから。

 

でも私には、その環境がありません。

なので、何かが起こった時は周りに聞くしかありません。

 

または、Twitterで検索して情報を得るなど・・。

Twitterを持っていれば、そのTwitterで「○○駅」と検索すればその駅の情報が分かることがあります)

 

なので、iPhoneは手放せません!

 

でも、何年か後にはそういう状況がなくなった社会を期待したいです。

そのためにはどんな小さなことでもブログなどを通して声をあげていきたいな・・と思うのでした。

 

このブログを見て下さった方、もし宜しければ鉄道会社への要望を宜しくお願いいたします!